キリマンジャロに登ったときの思い出を何回かに分けて書いていくシリーズの第3回です。
今回は旅の準備編で、予防接種についてです。
海外旅行には何か国か行ったことはあったのですが、そのために予防接種ってわざわざ打ったことはなかったんですよね。
ただ、アフリカ旅行した際に、黄熱予防接種証明書(イエローカード)が必要だったので、その際に同時に何個か予防接種することにしました。
ここでは、その時医師の方と相談の上、どんな予防接種を打つことにしたのかを記していきます。
どんな予防接種打ったの?
黄熱
この予防接種が第一目的だったので、まずはこちら。
黄熱予防接種に関しては別記事で話してるので是非。

A型肝炎
ここからお医者さんと相談して打っていったシリーズになります。
まずはA型肝炎です。
A型肝炎は加熱処理されていない食べ物や飲み物から感染する病気で、アジア、アフリカ、中南米に広く存在します。発症すると倦怠感が強くなり、重症になると1か月以上の入院が必要となる場合があります。特に途上国に長期(1か月以上)滞在する人におすすめするワクチンです。
厚生労働省検疫所 FORTH
感染するシーンとしては、糞尿により汚染された水で食物や食器を洗う。その食物を摂取する、その食器を使って食事をすることでかかる病気とのこと。このシーンの話を聞いてすごく日常にありえるシーンだなと思ったので、打つことを決めました。
タイに行ったときかな?屋台で食事をした際に出てきた食器が、そこらへんのバケツに浸けてあったのを取り出したってシーンを見た時に、わっ!ちょっと待って!それ大丈夫!?って思ったのを思い出しました。
価格は大体1万円です。
破傷風
お医者さん相談シリーズの第2弾
破傷風です。
破傷風菌は世界中の土壌の至る所に存在し、日本でも毎年患者が発生しています。破傷風は傷口から感染するので、冒険旅行などで怪我をする可能性の高い人におすすめするワクチンです。特に、途上国では、けがをしやすく、命に関わることもあるので、接種を検討してください。
破傷風ワクチンは1968年(昭和43年)から始まった3種混合ワクチン(ジフテリア、破傷風、百日せき)に含まれていますので、定期予防接種で破傷風・ジフテリアワクチンを12歳の時に受けていれば、20代前半位までは免疫がありますので、接種は不要です。その後は、1回の追加接種で約10年間有効な免疫がつきます。
厚生労働省検疫所 FORTH
この説明を受けて時驚きましたよ。
30代周辺の私は既にここ何年、破傷風に対してノーガードで生きてきたんですよ。ノーガードで土のグラウンドでスライディングしていたんですよ。
農業されている方は定期的に接種していますよと言っていましたが、もうちょっと周知して良いんじゃないのってこの時思いました。
こちらは約5,000円ですね。
狂犬病
いつか機会があれば是非と思っていたので、この機会に接種しました。
狂犬病は、発病すればほぼ100%が死亡する病気です。イヌだけでなくキツネ、アライグマ、コウモリなどの動物に引っかかれたり、咬まれたりすることによって感染する危険性が高く、長期滞在、研究者など動物と直接接触し感染の機会の多い場合や、奥地・秘境などへの渡航ですぐに医療機関にかかることができない人におすすめするワクチンです。
厚生労働省検疫所 FORTH
過去を振り返ると、インド、タイ、マレーシア・・・と色んな国で犬に追いかけられてきた私。もちろん国内でもあります。
今まではなんとか振り切ってきたけど、いつか年貢の納め時がくるはず。しかも次はアフリカの犬でしょ?絶対振り切れないわって思いました。
真面目な話、近くに病院があるか分からないってのが正直不安だったところでして、狂犬病は咬まれてからは時間との戦いなので、接種し、少しでも時間を稼げればと思ったのが接種理由です。
これは3回の接種が必要で、1回約15,000円です。これが高かった。
番外編
マラリア
こちらは予防接種ではなく、内服薬を使いました。
あとは、そもそも刺され事が大事ということで、虫よけスプレーおすすめされました。
高山病
こちらダイアモックスという薬を処方してもらいました。これがあるから絶対高山病にならないってわけではないですが、ものは試しということで使用してみました。これがあったからキリマンジャロ登山楽勝でしたってことはなく、それなりに大変でした。
以上が、アフリカ旅行をする際にうった予防接種でした。私はキリマンジャロ登山をしに行ったのですが、旅の目的や行先などをお医者さんに伝えて、適切なワクチンを接種するようにして下さい。
以上になります。では。