キリマンジャロに登ったときの思い出を何回かに分けて書いていくシリーズの第6回です。
今回もキリマンジャロ登山に持って行った道具を紹介していきます。
今回は装備編になります。
キリマンジャロ登山前の登山経験が富士山3回と丹沢1回という初心者が、どんな道具を持ってキリマンジャロに挑んだのかを並べていきます。
これからキリマンジャロに挑もうと思っており、同じように初心者の方に向けての記事になります。
何を持っていけばいいの?どのレベルの登山道具が必要なの?とか正直わからないこと多いですよね。
なおさらキリマンジャロだと参考になる情報が少ない!
ということで荷造りから不安になると思うのですが、こちらの記事を読んで頂き少しでもパッキングの参考になれば良いかなと思います。
それではさっそく紹介していきます。
ザック
このときの旅では、ザック2つで行きました。
コールマン マウントトレック 55 ←これも発売されてないかなのか?
と
ノースフェイス テルス35
キリマンジャロ登山はガイドの他に荷物を持ってくれるポーターが付いてくれます。
それなのでベースキャンプだけで必要な荷物はポーターに持ってもらい、最低限自分が登っている時に必要な水とか食糧が入るサイズのザックがあれば十分です。
そこで私はノースフェイスのザックを登山時に使っていました。
コールマンの55Lは旅のメインバックで、飛行機やバスなど移動が多かったので両手が空くバックパックスタイルが良かったので選びました。
そこまで、寄り道しない方は代わりにキャリーケースでも良いんじゃないですかね。
それなので、大事なのは登るときのザックをどうするかですね。
寝袋
✔mont-bell ダウンハガー800#1
モンベルの寝袋は対応温度域に合わせて#5~#0と5段階のレベル分けがされています。(#4はないんですよね。)
対応温度域とは以下を指します。

そして、今回取り上げた#1は、
コンフォート温度:-3℃
リミット温度:-9℃
エクストリーム温度:-28℃
という設定の寝袋となっております。
最終アタック前のベースキャンプであるバラフキャンプの標高が4,640mとなります。ここが宿泊する中での最高地点です。
キリマンジャロの頂上5,895mがだいたい-10℃で100m下がるごとに気温は0.6℃上がるので、バラフキャンプの気温は頂上よりも約8℃高いことになり、だいたい-2℃くらいかと。
そうなるとこの寝袋のコンフォートゾーンにあたるので、このスペックでちょうどいいんだと思います。
実際寒すぎて寝れないってことはなく快適でした!
登山靴
✔キャラバン トレッキングシューズ C1_02S
こちらキリマンジャロに向けて購入したわけではなく、もともと富士山に登るように購入したもの。
まずはじめに、荷物にはなりますが、絶対登山靴は持って行ってください。
5~6日間延々と歩きます。登山靴でないと脚への負担が半端ないっす。
そして大事な点は、防水性とクッション性ですね。
結構雨に降られたり、雪道歩いたりするので、防水性大事です。
そして、クッション性ほんと大事です。
下山はほぼ休憩なしで駆け下りていきます。
しっかりと脚を守ってくれる登山靴を選びましょう。
大物はこのくらいであとは持って行って良かった備品を載せていきます。
備品
✔トイレットペーパー
必須中の必須
ベースキャンプにトイレはあるのですが、紙がないなんてことふつーです。
ここは自分で用意していいかないとだいぶエマージェンシーですね。
✔食料
ツアーのなかで夕食を出してくれるのだけれど、口に合わなかったときにはこのようなもので飢えを凌ぐしかありません。
こういうのはポーターに持ってもらう方に忍ばせても良し、少量は自分が担ぐザックに入れるも良しなので、小分けに出来るタイプの方が便利ですね。
✔ハイドレーション
こいつは便利です。
結構休みの頻度は少なめでぐいぐい登っていくので、いちいち水筒を取り出して給水は手間なんですよね。それなのでこいつがだいぶ役に立ちます。
このままツアーのクルーに渡すと毎日ちょっと濁った水を入れてもらえます。笑
✔水筒
さっき水筒は手間だと言いましたが、水筒必須です。
というのも、最終アタックの地点は氷点下となり、ハイドレーションの水が凍ってしまうのです。全然吸えません。
それなので、最終アタックの日は水ではなく水筒にお湯を入れていきます。
そのための水筒です。
✔日焼け止め
これ大事です。そりゃ通常より太陽に近づくのだから塗らないとお肌大ダメージです。
ちなみに私塗り損ねて、顔ボロボロになりました!!笑
最低でも2日目あたりからは確実に塗った方が良いと思います。
✔サングラス
これ私忘れたんですよ~。
3日目ぐらいからだったかな?雪がちらほら見えるあたりに来たら反射して全然目が開けられないのなんの。運よく友人が2個持っていたので貸してもらえましたが危なかったー。
皆さんお気を付けください。
✔からだ拭きシート
これほんと持って行って良かった。
こんな順番に書いておいて、大オススメの商品です。
何が良いかというと、
・一枚が大きく全身に使える。
・スースーしない。
っていうところですね。
そもそもシャワーを浴びるなんてことはないんですよ。
桶にお湯を入れてくれて、これで顔洗えと。
ほんとこの程度です。(これでもめちゃめちゃ気持ちいいんですけどね。)
それなので、からだ拭くシートが必要になり、こいつの登場になります。
ちなみにタオルを渡して、それを濡らせば良いじゃんとはなりません。
なぜかというと、キリマンジャロの夜は大体雨が降っており、タオル乾きません。最悪歩いてるときでも乾かないなんてことにもなるので、持ってるタオルを濡らしてもらうはあまりお勧めしません。
そこでこのシートです。使い捨てではありますが一枚で十分全身拭けるのです。
そして、スースーしないという点。これは標高高いところでギャッ○ビーのスースーするボディペーパー使ったら凍っちゃいます。
それなのでこのシートのようなスースーしないタイプは重宝します。
以上が装備編になります。
あっ!それが必要なのね!とか何か気づきになれば嬉しいです。
また思いついたら追加していきます。
それでは。